こんにちはみんみんです
嘔吐反射のある患者さんの印象採採得が難しいよね
コツとかあれば嬉しいな〜
嘔吐反射のある患者さんは多くいます。
今回は
・嘔吐反射のある患者さんへの対応方法
・印象採得時のコツ
・注意点
この3つをお話していきたいと思います。
最後までお読みいただけると幸いです。
嘔吐反射のある患者さんへの対応方法
まず始めに印象採得を行う前に患者さんに印象採得の経験があるか確認しましょう。
印象採得経験がある患者さんに『印象採得時に気持ち悪くなったことはないか?』も一緒に確認するようにします。
もしこの際『気持ちが悪くなったことがある』とお話して下さった患者さんには
しっかりと配慮が必要になります。
印象採得を始める前にもう一度流れを説明するようにしましょう!
印象採得時のコツ
嘔吐反射のある患者さんの印象採得のコツを説明していきます。
まず印象採得を行う前にしっかりと声かけを行います。
・印象採得をしている時は鼻でゆっくりと呼吸をしましょう
・呼吸のスピードは速くなると苦しくなりやすくなるためゆっくりとリラックスしてください。
このように声かけをすることにより患者さんの不安の軽減になります。
トレーの試適
嘔吐反射のある患者さんには必ずトレーの試適を行いましょう。
ミラーの柄で試適した時に少し小さい場合は、ユーティリティーワックスで対応できるか
確認してみましょう。
トレーの選択の際通常は1サイズあげる場合でも、大きいトレーが入ると嘔吐反射がおきやすくなるため、ユーティリティーワックスで対応可能の場合は、トレーのサイズを上げるのではなくユーティリティーワックスで対応します。
トレーの試適時も患者さんに『大丈夫ですか?』など声かけは忘れないようにしましょう!
このタイミングで嘔吐反射が起きてしまうと印象採得採得が難しいため、
先生に相談してみましょう。
印象採得
最初に少量口腔内に印象材を入れる
印象採得する際まず始めに少量の印象材を歯に刷り込みます。
急に口腔内に大量の印象材が入ると気持ち悪くなりやすくなります。
まずは、慣らすためにもまずは少量の印象材を口腔内に入れることで嘔吐反射の軽減にも繋がります。
また裂溝に刷り込むことで綺麗に印象が取れるのでオススメです!
臼歯部から圧接する
トレーが口腔内に入ったら、臼歯部から圧接するようにします。
前歯部からトレーを圧接すると印象材が咽頭の方に流れてしまうので注意です。
口蓋の部分の印象材をできる限り減らす
上顎の印象採得を行う場合は口蓋部分の印象材をできる限り少なくしましょう。
義歯作成時など必ず口蓋部分も必要な場合は、少量盛るようにします。
口蓋の部分の印象材が少ないと嘔吐反射が起きにくくなります。
・キシロカインスプレーを使用する
医院にキシロカインスプレーがある場合は使用すると麻酔効果があり印象採得がしやすくなります。
是非使用してみてください。
印象採得の注意点
印象採得時の注意点です。
姿勢
印象採得時はユニットを倒しながら取ると嘔吐反射が起きやすくなります。
印象採得をする際は、ユニットを起こし、顔を下向きにすると嘔吐反射が起きにくくなります。
また下向きになると溜まった唾液などが垂れやすくなるため、膿盆などを患者さんに持っておいてもらいその中に唾液を出してもらいましょう!
まとめ
いかがでしたか?
参考になれば幸いです。
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