定期試験・国試対策!PCR・PLI・PHPの判定基準と計算方法について

定期試験・国試対策!PCR・PLI・PHPの判定基準と計算方法について 歯科の知識

こんにちはみんみんです。

今回は定期試験・国試対策PCR・PLI・PHPの判定基準と計算方法についてまとめました!

最後までお読みいただけると嬉しいです。

早速はじめていきますね〜!

PCR

主に個人の保健指導で用いられる指標になっています。

PCRは臨床で一番よく使うね!

評価方法

第三大臼歯を含む全ての歯が対象になります。

歯垢染め出し剤で歯垢を染色された歯頸部歯面数(頬側・舌側・近心・遠心)をカウントします。

この際切縁に付着している歯垢・Brのポンティックはカウントしません。

全歯の歯頸部の何%に歯垢が付着しているかを評価します。

PCRの最小値0%・最高値100%で、目標値は20%以下です。

計算式

歯垢が付着している歯面数/被験歯面数×100

PLI

1歯4面に付着する歯垢の付着量を評価に用いられます。

判定基準

0:なし

1:肉眼では歯垢の付着が確認できないが、プローブや歯垢染め出し剤を用いて確認できる程度

2:肉眼では歯垢の付着が確認でき中程度(1/3程度)の歯垢が付着

3:多量(厚さ1ー2mm)の歯垢が付着

評価方法

右上6|右上2|左上4

右下4|左下2|左下6

4歯面の歯頸部(頬側・舌側・近心・遠心)をカウントします。

またGI(歯周疾患)と併用することがあります。

最小値0・最高値3です。

計算方法

まずはじめに対象歯それぞれの1歯面あたりの平均スコアを求めます。

4歯面のスコアの合計/歯面数(4)で求めます。

次に個人のPLIを求めます。

1歯面あたりの各被験歯のPLIの平均被験歯数(6)/被験歯のPL Iの合計 で求められます!

PHP

最後にPHPです。

評価方法

右上6|右上1|左上6

右下6|左下1|左下6

評価する歯はOHI-Sと同じです!

​ 下顎第一大臼歯は舌側を評価し、それ以外は唇・頬側を診査します。

近遠心的に3等分し、さらに中央部を3等分に分けます。

歯垢染色液で染色された部位をそれぞれ1点でカウントして1歯の点数を出します。

染色された部位の点数の和で​患者の口腔清掃状態を評価します。

最小値0・最高値5 です

計算方法

被験歯面のスコアの合計/被験歯面数(6) で求めます。

まとめ

いかがでしたか?定期試験・国家試験対策の参考になる幸いです。

歯科衛生士みんみん

スマイルナビの記事を書いている、現役歯科衛生士みんみんです!
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